「すごく羨ましい」 昌子源、元同僚・安西の“初スタメン濃厚”に漏らした本音の真意

(左から)日本代表DF昌子、DF安西【写真:Football ZONE web】
(左から)日本代表DF昌子、DF安西【写真:Football ZONE web】

森保監督が「総替え」を示唆し、ボリビア戦は大幅なメンバー変更が濃厚

 日本代表は26日にキリンチャレンジカップ(ノエビアスタジアム神戸/19時30分キックオフ)でボリビアと対戦する。森保一監督は前日会見で「基本的に総替え」とスタメンの大幅入れ替えを明言。今シリーズでA代表デビューを飾り、初先発が見込まれるDF安西幸輝(鹿島アントラーズ)に対し、元同僚のDF昌子源(トゥールーズ)は「すごく羨ましい」と胸中を明かした。

 冬の移籍市場で鹿島からフランス1部トゥールーズに移籍した昌子は、今シリーズで森保ジャパン初招集。22日のキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(0-1)にフル出場したが、相手選手にスライディングをかわされ、ドリブルでも抜かれるなど、南米の雄相手に苦しめられた。

 森保監督は25日の会見で「基本的に総替えで臨む」とボリビア戦で大幅にメンバーを変更することを示唆しており、昌子はDF三浦弦太(ガンバ大阪)や初選出のDF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)にスタメンを譲ると思われる。一方で、昨季鹿島で一緒にプレーしたサイドバックの安西は、今回が初招集ながらコロンビア戦の後半44分にピッチに立ってA代表デビュー。さらにボリビア戦でもスタメン出場が濃厚と見られる。昌子はかつての後輩に「良さを前面に出すべき」とエールを送る。

「本当に思うのが、監督がメンバーを変えると言ったなかで、初招集初出場の選手がいるのはすごく羨ましい。僕なんて初めて選ばれてから3年かかっている。(安西)幸輝とかはどんどんトライしていかないと。初めて選ばれたから縮こまってやるんじゃなくて、アイツの良さを前面に出すべき。その結果ミスしても全然問題ないし、周りから何を言われても気にする必要がない。僕もこの前の試合ではスライディングとかファルカオの対応とかミスはあったかもしれないけど、そうやってつかんでいくものだと思うので」

 昌子は2014年に代表に初選出されるも、代表に定着したのは2017年以降。3年の月日を要したが、ロシア・ワールドカップで主力を務めるまでに成長した。縮こまらずにトライしろ――。新進気鋭の23歳・安西に昌子は熱いメッセージを送っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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