「どんな守備陣にも危険な存在」 韓国FWソン・フンミンをコロンビアメディアが警戒

韓国代表FWソン・フンミン【写真:AP】
韓国代表FWソン・フンミン【写真:AP】

26日に敵地で韓国と親善試合を実施

 コロンビア代表は26日に韓国代表と国際親善試合を行う。22日の日本戦は1-0で勝利を収め、対アジア勢2連勝を見据えるが、スペイン紙「AS」コロンビア版は「ソン・フンミン。主将であり、韓国の象徴」と、韓国のエースFWソン・フンミン(トットナム)を警戒している。

 コロンビアは2012年から指揮を執ってきたホセ・ペケルマン監督が退任し、アジアカップでイラン代表を率いていたカルロス・ケイロス監督を招聘した。

 初陣となった日本戦では、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でゴールを決めたMFフアン・キンテーロ(リーベル・プレート)など負傷者が続出するなか、FWラダメル・ファルカオ(モナコ)、MFハメス・ロドリゲス(バイエルン)、DFダビンソン・サンチェス(トットナム)ら主力をピッチに送り出し、“本気モード”で試合に臨んだ。拮抗した試合展開となったが、後半18分に得たPKをファルカオが決め切り、1-0で勝利した。

 次戦は敵地に乗り込んでの韓国戦となるが、記事では「トレーニングで最も重要視すべきポイントの一つは、ソン・フンミンの分析だ」と主張。トットナムでもエース級の活躍を見せるソン・フンミンへの警戒を強めている。

「この26歳は強烈な印象の残るスピードとパワーを主な特長としている。彼が作り出すペースの変化は掌握するのが非常に難しく、1対1のデュエルにおいて素晴らしいスキルを備えている。我々は彼のミドルとイングランドで唸りを上げている能力に細心の注意を払わなければならない。スペースを与えてしまえば、どんな守備陣にとっても危険な存在だ」

 ソン・フンミンは今季リーグ戦24試合に出場して11ゴール6アシストを記録し、トットナムの攻撃を牽引している。コロンビアにとって“最大の脅威”と捉えているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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