ハメス、日本戦出場の22歳新星を次期エースに指名 「コロンビアサッカーの未来」

(左から)コロンビア代表MFハメス、FWモレロス【写真:Getty Images】
(左から)コロンビア代表MFハメス、FWモレロス【写真:Getty Images】

コロンビアは日本に1-0勝利 ハメスは途中出場のモレロスに太鼓判

 コロンビア代表は22日、国際親善試合で日本代表と対戦。FWラダメル・ファルカオ(モナコ)がPKを決めて、1-0で勝利した。後半42分までプレーしたMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)は、自身に代わってピッチに立った同代表FWアルフレッド・モレロス(レンジャーズ)について試合後にコメント。「コロンビアサッカーの未来」と太鼓判を押している。英紙「ザ・サン」スコットランド版が報じている。

 コロンビアは6年間にわたり指揮官を務めていたホセ・ペケルマン監督が退任し、アジアカップまで8年間もイラン代表を率いていたカルロス・ケイロス監督を招聘した。日本戦が初陣となったが負傷者が続出し、思うようなメンバーを招集できずに試合に臨むことになった。

 試合は序盤から互いにチャンスを作り出すもゴールネットを揺らせず、スコアレスで前半を終える。試合が動いたのは後半18分、途中出場のFWドゥバン・サパタ(アタランタ)のシュートに反応したDF冨安健洋(シント=トロイデン)のブロックがハンドリングのファウルを取られ、コロンビアにPKを与えてしまう。キッカーを務めたファルカオが落ち着いて決め、同国代表最多得点を更新する33得点目がこの一戦の決勝弾となった。

 コロンビアの背番号「10」を担うハメスも随所で効果的な縦パスを供給し、チームの攻撃にアクセントを加えていたが、日本の組織的な守備に苦戦し、シュート0本で後半42分に交代していた。試合後、ハメスは自身に代わってピッチに投入された22歳モレロスの将来に太鼓判を押している。

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