インテルなどでセリエA6度優勝 元アルゼンチン代表DFサムエルが今季限りで現役引退宣言

スイス地元紙に告白 「簡単な決断ではなかった」

 インテルなどで活躍した元アルゼンチン代表のバーゼルDFワルテル・サムエルが今季限りでの引退を発表した。スイス地元紙「ヌイエ・ズーラー・ツァイトング」で語ったもの。
 37歳のベテランは今季限りでスパイクを脱ぐことに決めた。
「自分の身体の言葉に耳を傾ける時がやってきた。身体中傷だらけで、メンタル的にも疲れ切った。プレーを続けたいが、フィジカル的な問題を抱えている。簡単な決断ではなかった」
 サムエルはローマとインテルで6度セリエA優勝に貢献。一対一と空中戦で絶大な強さを示し、全盛期には世界屈指のストッパーという評価を手にしていた。
「フットボール選手でいることも練習も同僚と一緒に過ごすことも好きだった。だが、他の選手は、2、3日で回復するところで、今は他の選手よりも回復に時間がかかる。彼らにスピードでも勝てない。ついていこうとするが、同じペースでは走れない」

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング