「斜めに出したい」 20歳冨安健洋、コロンビアCBとの対戦で感じた“理想のプレー”

「律のところは狙われやすい。武蔵選手、南野選手に斜めに(パスを)出したい」

「コロンビアは前から圧力をかけてきていた。ハメス(ロドリゲス)選手が後ろに落ちて、サイドバックを押し出し、サイドで2対1を2回くらい作られた。(相手が)変化をつけてくるなかで対応し切らないといけない。そこの順応性はまだまだ足りない部分なのかなと思います」

 では、冨安はビルドアップの際、どのようなプレーを思い描いているのか。

「(右サイドの堂安)律のところは狙われやすい部分ではある。理想は(1トップの鈴木)武蔵選手、(トップ下の)南野選手に斜めに(パスを)出したい。(コロンビア戦では)前半1本引っかかって、試合を通しても中で引っかかる場面は多かった。もう少し(右サイドバックの室屋)成くんへのパスも選択肢に入れながらやりたいとは思うけど、シンプルに入れるとはまるタイミングになる。そこはテンポだったり、判断を変えながらやらないといけない」

 攻撃の起点になれるCBへ――。20歳の冨安は静かにさらなる成長を誓った。

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