コロンビア戦途中出場の香川真司、“帰ってきた日本代表10番”に会場は万雷の拍手

香川が後半20分から途中出場【写真:Getty Images】
香川が後半20分から途中出場【写真:Getty Images】

ロシアW杯以来となる招集で10番を託され、後半20分から途中出場

 日本代表は22日にキリンチャレンジカップ・コロンビア戦に臨み、ロシア・ワールドカップ(W杯)以来となる代表復帰を果たしたMF香川真司(ベジクタシュ)が後半20分から途中出場。“帰ってきた10番”に会場に駆け付けたファンから万雷の拍手が送られた。

 森保一監督は3月シリーズでエースのFW大迫勇也(ブレーメン)、両サイドバックの主力であるDF長友佑都(ガラタサライ)とDF酒井宏樹(マルセイユ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、MF原口元気(ハノーファー)の招集を見送った。ロシアW杯以来の復帰となった香川をはじめ、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、FW鎌田大地(シント=トロイデン)、MF橋本拳人(FC東京/守田英正の代替招集)、DF安西幸輝(鹿島アントラーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)をA代表初招集。18日から国内合宿をスタートし、「ベースアップ」をテーマに調整を進めてきた。

 香川は合宿初日に取材に応じた際、「個人的には初めて呼ばれて、また新たなスタート。気持ちは引き締まっているし、メンバーも雰囲気も変わったと感じるので、新鮮さもある。長谷部(誠)さんや(本田)圭佑が抜けて、まだ4年間あるので、成長しながら良いチームを作り上げていきたい」と新体制初参加への意気込みを語っていた。

 そんななか、今シリーズで「10番」を託された香川はコロンビア戦で後半20分から登場し、森保監督体制で初出場。ウォームアップエリアからベンチに向かう姿が映し出されると会場は大きくどよめいた。

 ピッチに入る直前にコロンビアFWラダメル・ファルカオ(モナコ)にPKを決められ、劣勢の中での投入となったが、試合前の選手紹介で一番大きな声援を受けていた香川の交代がコールされると、大きな拍手で迎えられた。

 10番を背負い、トップ下に入った香川は劣勢を覆せるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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