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名手カシージャス、今週中の契約延長を示唆 「ポルトでキャリアを終えるだろう」
自身が40歳を迎える2021年まで契約延長へ クラブには感謝の意を示す
現在ポルトでプレーする元スペイン代表GKイケル・カシージャスが、今週中にもクラブと2021年まで契約延長をする見込みだと明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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カシージャスはレアル・マドリードの下部組織で育ち、1999年にトップデビューを果たしてから16年間にわたってゴールマウスを守り、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を3度、リーガ・エスパニョーラ優勝を5度経験。代表でも2010年に開催された南アフリカ・ワールドカップ(W杯)に加え、08年と12年の欧州選手権と主要大会を3度制した。文字どおりスペイン代表歴代最高の守護神として評価され、15年にはレアルからポルトガルリーグのポルトへと活躍の場を移した。
そのポルトは昨季、12-13シーズン以来28度目となるリーグ優勝を決めた。カシージャスにとっては同クラブに移籍後初のリーグ制覇。ポルトでここまで通算149試合に出場し、71試合無失点の活躍を見せている。
カシージャスはスペインのテレビ番組「El Dia Despues」で、「(ジョルジ・ヌーノ・)ピント・ダ・コスタ会長は、私がポルトガルに来てから多くの愛を持って接してくれた。今週、私はポルトと40歳までの契約延長を交わす。今年で38歳。私はおそらく、ポルトでキャリアを終えることになるだろう」と述べ、レアルを退団してから“2番目のホーム”でとてもスムーズに落ち着くことができたことについて、クラブに感謝の意を示している。世界的なスターがまた一人、キャリアの終着点を明確にした。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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