クロップに最強パートナー誕生か リバプールがユーベ強化部長引き抜きを画策

引く手あまたのユーベ4連覇の頭脳

 リバプールの新監督に就任した名将ユルゲン・クロップにとって、プレミアリーグ制覇に向けた最強のパートナーがやってくる可能性が浮上した。リバプールが、イタリア王者ユベントスのファビオ・パラティチ強化部長の引き抜きに動いていると、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ユベントスのリーグ4連覇に貢献した辣腕強化部長は、無名だったフランス代表MFポール・ポグバをマンチェスター・ユナイテッドから、アンドレア・ピルロ、サミ・ケディラというワールドクラスのスターを移籍金ゼロで獲得してきた実績を持つ。パラティチ氏は移籍に前向きな姿勢を示しており、チェルシー、トットナムも新天地候補に挙がっているという。

 リバプールには悪名高き「移籍委員会」が存在する。この委員会が補強を進め、監督の意向が反映されないケースもあり、解任されたブレンダン・ロジャース監督も不満をこぼしていたという。

 費用対効果の悪い補強も多く、サポーターからは批判の対象になってきた。クロップ監督自身は、移籍委員会に対して「不満なし」と語っていたが、今後のチーム強化の足を引っ張るリスクはある。

 

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