“異次元”メッシ、華麗なるハットトリックでベティス粉砕 芸術弾に敵地ファンも拍手

べティス戦、圧巻の3ゴールで大勝に貢献したFWメッシ【写真:Getty Images】
べティス戦、圧巻の3ゴールで大勝に貢献したFWメッシ【写真:Getty Images】

敵地での4-1快勝に貢献 今季リーガ29得点に到達

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴール量産モードが止まらなくなってきた。現地時間17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節ベティス戦で、スーパーゴールを含む3ゴールで4-1の大勝に貢献した。

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 敵地ベニート・ビジャマリンはまさに神を崇めるかのように、メッシへの畏敬の念を示すばかりだった。前半18分、ゴール正面20メートルの位置で得た直接FKで、キッカーはもちろんメッシ。左足から放たれたボールはゴール右隅へ一直線。ファーサイドを警戒していたはずのGKパウ・ロペスですら全く触れられない、今季公式戦で5本目の直接FK弾で先制に成功した。

 前半アディショナルタイムには頼れる相棒ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの巧みなヒールパスを受けて追加点をゲット。後半に入ってもバルサは18分にスアレスが追加点を決めて3-0とし試合を決定づけた。そして同37分にベティスに1点を返されたものの、同40分にはバルサがCKのこぼれ球をつなぎ、メッシが左サイドのスペイン代表DFジョルディ・アルバにパスを送ってペナルティーエリア内に侵入。リターンパスを受けたメッシは、ダイレクトでのループシュートを選択すると、ボールはまたもGKの手が届かない絶妙な軌道を描き、クロスバーをかすめながらゴールへと吸い込まれた。

 試合終了間際の決定機こそシュートがポスト左を直撃し4点目とはならなかったものの、これで今季リーガ通算29得点となった。敵地のベティスファンすら拍手を送るなど、その圧倒的なパフォーマンスには感嘆の声を挙げるしかない。

「スポルト」紙によると、メッシは試合直後のインタビューで「人々からの反応に感謝したい。素晴らしいゴールができたけど、もっと重要なのは勝ち点3を獲ることだった」と話したという。メッシが異次元であり続ければ、バルサのリーガ連覇は自ずと近づいてくるだろう。

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