「何が起きた?」 神戸イニエスタ、アシスト後「広告で転倒」の珍ハプニングに世界注目
清水戦でポドルスキの先制点を演出も… 看板の上でスリップの決定的瞬間に注目
J1ヴィッセル神戸は17日、J1リーグ第4節で清水エスパルスと対戦し、1-1で引き分けた。神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが先制ゴールを決めた際、アシストした元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがゴール裏の看板に乗り上げ、転倒する珍ハプニングが起きた。各国メディアも注目し、「スペイン人がスリップ」「イニエスタが転倒」と報じている。
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スコアは後半4分に動いた。左サイドでボールを保持したイニエスタがループパスを狙うも、これは相手DF立田悠悟がクリア。だが、そのこぼれ球を拾ったイニエスタがドリブルでエリア内に侵入すると、相手を十分に引き付けてから中央にラストパスを送った。相手DFが阻止するも、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが詰めて先制ゴールを挙げた。
神戸の選手とともに本拠地のファンも歓喜するなか、ハプニングに見舞われていたのがイニエスタだった。ポドルスキの今季初ゴールを演出した直後、勢い余ってゴール裏まで駆け抜け、そこに設置してあったJリーグの三角看板に乗り上げたのだ。イニエスタはそこで足を滑らせてツルリと転倒。大きく転んで体を打ち付けていた。怪我などはなく、その後試合に復帰したイニエスタだが、この珍シーンが話題を集めている。
ゴール映像にもその場面が収録されており、英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ語版の公式ツイッターは「ポドルスキが今季初ゴール。イニエスタは広告で転倒した」と綴り、転倒の決定的瞬間ショットを紹介した。オランダメディア「NU」が「イニエスタがJリーグでアシストし、広告で転倒。ルーカス・ポドルスキのゴールをアシストした後、スペイン人がスリップした」と記せば、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターも「お祝いのなかで何が起きた?」と伝えている。
試合は後半43分、清水FW鄭大世に同点ゴールを奪われて1-1のドローに終わった一方、イニエスタの珍ハプニングが各国メディアで大きくクローズアップされているようだ。