持て余す才能はピッチ外でもお騒がせ!? スターリングにまたも喫煙疑惑浮上
問題山積のプライベート
マンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングに、またも喫煙の疑惑が持ち上がってしまった。20歳のイングランド代表は、リバプール所属時代にも、シーシャ(水たばこ)を吸っている姿を撮影され、物議を醸していた。英地元紙「サン」によれば、土曜日の夜、聖地ウェンブリー・スタジアムのあるロンドン北部の町、ウェンブリーにあるシーシャ・バー「マリーナ・ラウンジ」で喫煙する姿を撮影されたという。
イングランドは、9日に欧州選手権予選予選のエストニア戦をウェンブリー・スタジアムで戦った。スターリングも先発フル出場で1得点の活躍。12日の敵地リトアニア戦(3-0)ではベンチに座り、休養を与えられていた。また、スターリングは6日にも、同じ「マリーナ・ラウンジ」で食事をする姿がインスタグラムで公開されていたが、その際には喫煙している様子はなかったという。勝利に浮かれてしまい、エストニア戦後に羽目を外してしまったのかもしれない。
すでに代表でも主力選手の一人なったアタッカーは今夏、イングランド人選手として史上最高額となる4900万ポンド(約89億7000万円)の移籍金でマンチェスター・シティへ移籍。その才能は誰もが認めるところだが、ピッチ外でのトラブルは尽きない。前所属のリバプール退団の前には、クラブに無許可で応じたインタビューで移籍願望を明らかにしたり、今季の始動後に2日間の練習を病欠、プレシーズンツアーへの帯同を一時拒否するなど騒動が相次いでいた。先述のように、喫煙騒動もこれが初めてではない。
特大の才能を持ちながらも、素行の悪さにより大成できなかった選手も決して少なくない。スターリングも、選手としてさらなるステップアップを目指すためには、私生活から改める必要がありそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images