本田圭佑の好影響? メルボルンVが残した“感謝のホワイトボード”が話題「一流だ」

メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑【写真:Getty Images】
メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑【写真:Getty Images】

本田のACL初得点も及ばず敵地で敗戦 失意のなかで広島のおもてなしに感謝

 メルボルン・ビクトリーは、12日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節サンフレッチェ広島戦で、日本凱旋ゲームとなったMF本田圭佑にACL初ゴールが生まれたが、試合終盤の失点で1-2と敗れた。敵地で悔しい敗戦となったなか、メルボルン・Vが残した感謝のメッセージと清掃されたロッカールームが海外でも話題となり、「これを綺麗にしたのは本田だろう」などと憶測を呼んでいる。

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 メルボルン・Vは前半3分に広島MF東俊希に先制点を許し、リードされる時間が長く続いた。0-1で迎えた後半26分、メルボルン・Vは右サイドを突破すると中央へのグラウンダーの折り返しに走り込んできた本田がスライディングしながらのシュートを決め、1-1の同点に追いついた。

 しかし、後半41分に広島FW渡大生に決勝ゴールを決められて万事休す。勝ち点を取り損ね、ACL2連敗でオーストラリアへ帰ることになった。

 失意の敗戦となったなか、メルボルン・V公式ツイッターは「ありがとう、サンフレッチェ広島」と綴り、整頓されたロッカールームのホワイトボードの写真を投稿した。

「サンフレッチェの皆さんへ とてもすばらしいおもてなし、ありがとうございました! また、メルボルンでお会いしましょう! Thank you very much!!! メルボルン・ビクトリー一同」

 これには、海外ファンも「敗れたなかでのリスペクトと友情は素晴らしいプロフェッショナリズムだ」「一流だ」「これを綺麗にしたのはおそらく本田だろう」とコメント欄で反応。広島OBでクラブのアンバサダーを務める森﨑浩司氏も、自身の公式インスタグラムで「メルボルン・ビクトリーは素晴らしいチームです また会いましょう」とホワイトボードと綺麗にされたロッカールームの写真をアップして再会を誓っていた。

 ロシア・ワールドカップの16強ベルギー戦、そして今年行われたアジアカップ決勝カタール戦後の日本代表が綺麗に清掃した“美ロッカー”が話題となったが、本田が加入したメルボルン・Vにも日本の誇らしい慣習が浸透しつつあるようだ。

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