広島、先発11人変更ターンオーバー奏功せず 広州恒大に0-2敗戦、ACL黒星スタート

広島を率いる城福監督【写真:Getty Images】
広島を率いる城福監督【写真:Getty Images】

1日の磐田戦から先発11人変更も攻撃に糸口をつかめず… 前半に2失点して敗戦

 サンフレッチェ広島は5日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の初戦、広州恒大(中国)とのアウェーゲームに臨み、城福浩監督が大幅なターンオーバーを敢行した一戦は、前半の2失点を跳ね返せずに0-2で敗れた。

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 2013年と15年にACL制覇を果たした広州は、元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ監督が率いてブラジル代表MFパウリーニョらを擁するなか、広島はACLを考慮して金曜開催だった1日のリーグ第2節ジュビロ磐田戦からスタメン11人全員を入れ替えた。主力の大多数は中国遠征を回避し、7人が許されているベンチ入りメンバーも6人のみという構成で開幕戦に臨んだ。

 前半から広州の攻撃に晒された広島は、前半19分に先制点を奪われた。広州が左サイドを突破するとGKと最終ラインの間にクロスが供給され、最後はMFアンデルソン・タリスカがフリーでヘディングシュートを決めて1-0となった。

 広島は全体的にボール際の争いが劣勢で、攻撃の糸口をつかめない時間が続いた。さらに広島は同25分、左コーナーキックをゴール正面で合わせられると、ファーサイドに流れたボールをパウリーニョに押し込まれてビハインドが2点に広がった。ゴール前に攻め込む回数という意味では圧倒的に広州が上回った前半は、このまま2-0で終了した。

 後半から広島はMF野津田岳人を投入すると、戦況はやや好転。それでもサイドからの攻撃を主体とした広島はクロスがことごとく相手の最終ラインに跳ね返され、決定機と呼べる形は作り出せずに時間が流れた。

 広島は時間の経過とともにボール保持率こそ高めたが、ゴール前への効果的な進出は叶わず。試合は2-0のまま広州が勝利し、メンバーを大きく変更した広島はACLで黒星スタートとなった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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