クロップ、モウリーニョの“あの発言”を意識!? 「僕はノーマル・ワン」

次なる一歩が幕開け

 ヒゲを短く剃り大きな笑顔を浮かべたチャーミングな名将はそう言葉を並べた。さらに、こうも続けた。

「ここは普通のクラブではない。特別なクラブなんだ。私はマインツや、ドルトムントというとても、とっても特別なクラブで指揮を執ってきた。ここに来ることは完璧な次なる一歩だ。助けになりたい」

 192センチの巨体を誇るクロップ監督は、はったりめかした言葉で必要以上に自らを大きく見せることもしなかった。ヘビーメタルをこよなく愛する指揮官は、どっしりと腰を据え、豪快な手法で名門の改革に取り組むことになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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