FIFAからの補強禁止処分が2016年1月で解禁となるバルセロナはドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスを補強リストの最上位にリストアップしている可能性が浮上している。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」は、「ロイス2016」という見出しで特集している。
　バルセロナは夏にアトレチコ・マドリードからトルコ代表MFアルダ・トゥラン、セビージャからスペイン代表MFアレイクス・ビダルを獲得。しかし、選手登録は来年1月を待つ必要があり、ここまでは昨季から戦力の上積みのない状況で戦っている。そ絶対的エースのアルゼンチン代表FWのリオネル・メッシやブラジル代表MFラフィーニャ、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが相次いで離脱するなど、窮地に立たされている。
　レポートによれば、負傷者に悩むバルセロナのロベルト・フェルナンデスSDは、来年1月の移籍マーケットに向けては“即時獲得可能な選手”だけをまとめたリストを作成。そして、シーズンオフの夏の補強に向けては、超一流選手を集めた“プレミアム・リスト”を作成しているという。
　ロイスはそのプレミアムな選手たちの中でも、最も優先度の高い選手としてリストアップされているようだ。26歳の万能アタッカーは、日本代表MF香川真司とも抜群のコンビネーションを誇り、ブンデスリーガ覇権奪回を狙うドルトムントでも攻撃の核を担う。