事故死サラの移籍金問題、支払期限の1週間延長でナントとカーディフが合意と英報道

FWエミリアーノ・サラ【写真:AP】
FWエミリアーノ・サラ【写真:AP】

3回に分割して支払われる移籍金の1回目の支払いを20日までから1週間延長

 飛行機事故で亡くなったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラの移籍金支払いを巡る問題で、フランス1部ナントと英1部カーディフがようやく合意に達したようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 元日本代表指揮官のバヒド・ハリルホジッチ監督率いるナントで活躍したサラは、今年1月の移籍マーケットでカーディフへの移籍が決定。その移籍金はクラブ史上最高額の1500万ポンド(約22億円)と報じられている。

 しかし、サラを乗せた航空機は先月21日に消息を絶ち、その後にイギリス海峡で残骸となって発見。見つかった遺体もサラのものだと特定され、サッカー界に衝撃が走った。

 サラは1試合もカーディフでプレーすることはなかったが、その後に選手の移籍金支払いについて所属元のナントとカーディフが衝突していた。

 移籍金は3回の分割で支払われる予定で、その1回目の支払期限が2月20日までとなっていた。一方のカーディフは、事故の調査結果が出るのを待ちたいとし、期日までに支払いを行わなかった。

 この一件について、両クラブはようやく折り合いをつけたようで、期限の1週間延長で合意したという。これにより、最初の600万ユーロ(約527万ポンド/約7億5000万円)を2月27日までに支払うことになるという。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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