川崎新助っ人、挨拶代わりの“フュージョンポーズ”に母国注目 「ドラゴンボールを模倣」

決勝ゴールを決めたFWダミアン【写真:Noriko NAGANO】
決勝ゴールを決めたFWダミアン【写真:Noriko NAGANO】

ゼロックス杯で決勝点を挙げたL・ダミアンがゴール後に小林と“合体ポーズ”を披露

 2019年Jリーグ初の公式戦となる富士ゼロックス・スーパーカップが16日に行われ、J1王者・川崎フロンターレが天皇杯王者・浦和レッズを1-0で下し、初制覇を果たした。今季新加入の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンが決勝弾を挙げてロンドン五輪得点王の実力を示したなか、主将のFW小林悠と見せた“共同パフォーマンス”が母国ブラジルで注目を集めている。

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 今季加入したL・ダミアンは初の公式戦でいきなりスタメン出場。4-2-3-1の1トップに入ると、献身的な守備を含めて意欲的に走り、前線で存在感を示した。

 0-0で迎えた後半7分、左サイドでMF家長昭博がクロスを上げ、L・ダミアンがヘディングでMF中村憲剛へパス。しかし、中村のトラップが乱れ、相手がクリアしたボールがこぼれたところで左足を一閃すると、強烈な一撃が浦和ゴールに突き刺さった。

 デビュー戦で初ゴールを挙げたL・ダミアンはゴールライン際に走り出し、中村が見守る前で小林とともにゴールパフォーマンスを披露。小刻みにステップしてタイミングを計ると、世界的人気漫画「ドラゴンボール」に出てくる合体技のフュージョンを真似て、指先を合わせるポーズを披露した。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、「レアンドロ・ダミアンはビューティフルゴールを決め、フロンターレのためにスーパーカップのタイトルを確保」と見出しを打ち、川崎の勝利に貢献したことを紹介。そして、「元ブラジル代表で、フラメンゴやサントスでプレーしたストライカーは、オズワルド・オリヴェイラ率いる浦和に勝利した試合で、“ドラゴンボール”のジェスチャーを模倣した」とゴール後のパフォーマンスについても触れている。

 “日本デビュー”の一戦で、いきなりロンドン五輪得点王の肩書きに恥じないプレーを見せたL・ダミアン。リーグ3連覇を狙う今季、王者に加わった新助っ人がどんな活躍を見せるのか、期待は高まるばかりだ。

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