ベンゲル、アーセナル時代に新星サンチョ獲得画策を告白 「この世代で最高の選手の1人」

若手の年俸高騰に懸念 「試合に出る前から、高額な金銭を得ていると言わざるを得ない」

 サンチョの他に期待されているイングランドの10代と言えば、バイエルンが狙っていたチェルシーのU-19イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイが挙げられる。

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 今季前半戦はプレミアリーグ出場がわずか1回だったにもかかわらず、バイエルンは今冬の移籍市場で獲得を目指し、チェルシーに4度オファー。サンチョに続くヤングスターとばかりにプッシュを続け、同クラブの評価額に届く3500万ポンド(約50億円)を提示したと報道された。結局今冬での移籍は実現しなかったが、この話はバイエルンがハドソン=オドイ獲得にいかに真剣だったかを物語っている。

 しかしベンゲル氏は、若手選手がまだトップリーグで結果を出さないうちに評価が高まる傾向に懸念を覚えている様子。年俸の高騰が若手の成長の障害になる恐れがあるとし、「彼らは試合に出る前から、高額な金銭を得ていると言わざるを得ない。それは、ハングリーさの度合いを高めることにはならない」とも語っている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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