ロジャース監督とリバプールの冒険は3年4カ月で幕 最後は一本の電話で解任宣告

若き指揮官の挑戦は無冠で終了

 指揮官は、エバートン戦後の現地時間の午後4時にインタビューで「(解任騒動を受けて)プレッシャーは感じていない。それが、正直な気持ちだよ。外部からのプレッシャーは、新聞を売るために作られたストーリーだ。それについては理解している。私の仕事はチームの心配をすること」と語っていた。

 しかし、そのわずか2時間半後の午後6時30分には解任が発表され、クラブを去ることが決定した。

 ロジャース監督は2010年に就任したスウォンジーをクラブ史上初のプレミア昇格へ導いた。その手腕が評価され、2012年6月に名門リバプールの指揮を託された。タイトル獲得を期待されての抜てきだったが、42歳の若き指揮官の挑戦は、3年4カ月で幕を下ろすこととなった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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