コロンビア代表、ケイロス新監督が10番ハメスに助言 「可能な限りプレーしなければ…」

コロンビア代表で「背番号10」をつけるハメス【写真:Getty Images】
コロンビア代表で「背番号10」をつけるハメス【写真:Getty Images】

指揮の場をイランからコロンビアに移したケイロス監督はエースとの対話を希望

 コロンビアサッカー連盟(COL)は6日、ロシア・ワールドカップ以降、空白となっていたコロンビア代表監督の座にイラン代表前監督のカルロス・ケイロス氏が就任すると発表した。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、新監督がMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)について、「可能な限りプレーする必要がある」と話したことを伝えている。

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 コロンビア代表の中核を担うハメスは、2017年から2年間の期限付き移籍でドイツ王者バイエルンに加入。2017-18シーズンはリーグ戦23試合7得点を記録してブンデスリーガ制覇に貢献したが、2018-19シーズンはニコ・コパチ監督の下、出場時間が限られている。

 世界中から超一流選手が集まるバイエルンで控えに甘んじるハメスだが、コロンビア代表では、「背番号10」をつける不動の存在だ。コロンビア代表と2022年ワールドカップ終了までの契約を結んだカルロス・ケイロス監督は、「ハメスと話をする必要がある」と、エースの状況を心配している。

「彼のような能力を持った選手は、可能な限りプレーしなければならない。それがとても重要なんだ。ただ、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルンといったクラブでプレーする機会を得た場合、時に犠牲を払わなければいけなくなる。とにかく、私はすぐにでも彼と話をしたい」

 コロンビア代表の指揮官として、ケイロス監督の最初の目標は、夏に開催されるコパ・アメリカになる。アルゼンチン、パラグアイ、招待国のカタールと同じグループBに入った大会について、「優勝を保証することはできない。それでも、このユニフォームを可能な限り高い場所に導くことを約束する。誰もが同じことを考えている。みんな勝ちたいんだ。だからこそ難しい。常に勝とうとしなければならない」と意気込んだ。

 コロンビア代表は、3月22日に国際親善試合で日本代表と対戦予定。ケイロス監督はイラン代表を指揮したアジアカップでも日本代表と激突しており、早くも再戦となる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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