日本代表、2大会ぶりのアジア杯制覇逃す 南野が追撃弾もカタールに1-3と敗戦

日本が2大会ぶりのアジア杯制覇を逃した【写真:AP】
日本が2大会ぶりのアジア杯制覇を逃した【写真:AP】

5回目の決勝進出で初黒星 後半1点差に詰め寄るもPK献上で万事休す

 2大会ぶりのアジア王座奪還を目指した日本代表は、現地時間1日にUAEで行われたアジアカップ決勝でカタールに1-3と敗戦。大会5回目の決勝進出で初の敗戦となり、カタールに初優勝を献上した。

 日本は準決勝のイラン戦(3-0)で負傷したMF遠藤航に代わってDF塩谷司がボランチで先発し、MF柴崎岳とコンビを組んだ。森保一監督は、その他の10人はイラン戦と同じメンバーをピッチに送り込んだ。

 日本は立ち上がりからFW大迫勇也が積極的にミドルシュートを放つなど、攻撃的に試合を進めた。中盤でのショートパスも上手くつながり、カタールを自陣に押し込みながら試合を進めていった。

 そうしたなかで、日本にとっては「まさか」の瞬間だった。前半12分、カタールのエースFWアルモエズ・アリは左からのクロスをゴールに背を向けて左足でトラップ。さらに浮いたボールを右足でコントロールすると、そのままオーバーヘッドキック。これがゴールポストの内側に当たって入る絶妙なコースに飛んで先制点になった。アリはこれで得点ランキング首位を独走する9点目となり、元イラン代表FWアリ・ダエイ氏が持つ1大会最多ゴール記録を塗り替えた。

 さらに日本は、ややペースを取り戻しつつあった同27分に傷口を広げてしまう。バイタルエリアでMFアブデルアジズ・ハティムに前を向かれると左足でミドルシュートを打たれ、これがカーブを描いて日本のゴールに吸い込まれた。日本は主将のDF吉田麻也がゴールに入ったボールを抱えてセンターサークルのほうへ走る諦めない姿勢を表現した一方で、今大会で初めて2点ビハインドを背負う形になった。

 その後も日本は敵陣に攻め込むもののゴール前になかなか入り込めず、カウンターの脅威にもさらされる時間を過ごして0-2で前半を終えた。

 後半に入るとカタールは守備時に5-4-1で撤退してブロックを形成し、早くもリードを守りきりにいく姿勢を見せた。日本は必然的にボール保持率を高めて攻め込み、多くのコーナーキックを獲得するものの反撃の1点が奪えない。森保監督は、同17分にMF原口元気に代えてFW武藤嘉紀を投入し、MF南野拓実を左サイドに回した。投入から2分後に武藤はMF堂安律のクロスをヘディングで合わせにいったが、南野と狙いどころが重なりシュートを枠に飛ばせなかった。

 そうしたなかで、日本がついにゴール前の密集を突破して反撃の1点を決めた。同24分、中央でワンタッチパスを連続させた日本は最後に抜け出した南野が飛び出してくる相手GKの上を抜く技ありの1対1を決めた。大会無失点だったカタールから1点差に迫るゴールを奪い取った。

 その後も日本がほとんどの時間でボールを保持して一方的に攻め込んだが、最後のところでカタール守備陣を突破することはできず。逆に同38分、相手のクロスからのヘディングを競り合ってブロックした吉田が、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言での映像確認の末にハンドでPKと判定され、これをFWアクラム・アフィフに決められて万事休す。このまま1-3で敗戦した日本は、5回目の決勝進出で初めての敗戦。一方、2022年ワールドカップ(W杯)を開催するカタールは、初の決勝進出で初優勝を飾った。

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