森保監督、アジア杯決勝へ 日本代表が持つ“3つの力”に自信 「やってくれると思う」
「ステップアップしながら辿り着いた」 成長を遂げるチームに指揮官も好感触
日本代表は2月1日のアジアカップ決勝でカタールと激突する(現地時間18時キックオフ/日本時間23時)。試合会場のザイード・スポーツシティ・スタジアムで行われた前日会見に出席した森保一監督は、日本が持つ“3つの力”に自信を覗かせ、「やってくれると思う」と力を込めた。
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日本はグループリーグ初戦のトルクメニスタン戦(3-2)で白星スタートを切ると、第2戦オマーン戦(1-0)、第3戦ウズベキスタン戦(2-1)と3連勝でグループ首位通過。決勝トーナメントでは16強でサウジアラビア(1-0)、8強でベトナム(1-0)、4強でイラン(3-0)を撃破し、決勝へと駒を進めた。
「1試合1試合、ステップアップしながら辿り着いた。今までやってきたことを決勝の舞台で思い切り出してほしい」
そう口にした森保監督は、グループリーグ3試合、決勝トーナメント3試合で選手たちが見せてきたプレーに確かな手応えを得ているようだ。
「対戦相手との試合の流れ、ボールを握って攻めること。守備ではプレッシャーをかけて奪うこと、受け身になった時は我慢し、自分たちの流れに持っていく。対戦相手と試合状況のなかで学びながらここまで来れた」
異なる相手、異なる状況に対応しながら勝ち進んできた森保ジャパン。DF長友佑都(ガラタサライ)は「カメレオン戦術」と表現していたが、指揮官は日本が持つ“3つの力”を信じているという。
「どういう流れになっても、対応力、修正力を持って集中をきらさず、継続力を持ってやってくれると思う」
対応力、修正力、継続力――。これこそが日本の強さを支えている。苦戦しながらも勝利を手繰り寄せてきたなか、決勝でも状況に応じた臨機応変なプレーが見られそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)