ハリル監督の愛弟子FWの捜索再開へ 同胞メッシらの呼びかけで費用3700万円を確保

カーディフはサラの移籍金について法的手段を取れないか検討を開始!?

 一方で、スペイン紙「マルカ」は、カーディフがナントに対して移籍金の支払いを凍結させたと伝えている。カーディフは、クラブ史上最高額となる1700万ユーロ(約21億円)でサラの獲得に合意。しかし、カーディフで契約書にサインをしたサラは、ナントに戻り、再びカーディフの地に立つ前に消息を絶ってしまった。

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 移籍金は分割して支払われる予定となっており、最初は600万ユーロ(約7億4800万円)がナントに振り込まれるはずだった。しかし、カーディフは自分たちで選手の飛行機を手配できなかったことなどを理由に、送金する前にさまざまな法律を確認しているという。

 一度、合意した金額を支払っていないことで、ナントはカーディフを訴えることも可能だが、ナントのワルティマール・キタ会長は、「これだけの多くのことが起きた状況で、私たちはまだお金の話をするつもりはない。今はクレームを入れるつもりはない」と、話している。

 事態をさらに複雑にさせそうなのが、サラがナントと契約する際に結んでいた条項だ。ナントから次のクラブに移籍することが決まった際、移籍金の50%はボルドーが受け取ることになっているという。いずれかのタイミングで、カーディフ、ナント、さらにボルドーを交えて、この件についての話し合いが行われるはずだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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