なでしこFW岩渕が独白 女子W杯&東京五輪へ「澤さんや宮間さんを超える覚悟を」

岩渕は2011年のドイツ・ワールドカップ優勝を経験している【写真:Getty Images】
岩渕は2011年のドイツ・ワールドカップ優勝を経験している【写真:Getty Images】

「16歳の頃から吸収してきたことを少しでも還元して、自分が引っ張っていきたい」

 これまで日本代表では本当に良い経験をさせてもらってきました。“なでしこらしさ”ってなんなのかと考えた時に、それは全員で体を張って守ることであったり、選手が一致団結したチームワーク。基本中の基本なんですけど、これまで澤(穂希)さんや宮間(あや)さんたちと一緒にプレーして感じたのは、当たり前のことを常に当たり前のようにこなせるのが先輩たち。その2人を超えるくらいの覚悟をもってやらないといけない。

(キャプテンとして?)正直、私はキャプテンというキャラでは100%ありません(苦笑)。たぶん、今まで一緒にやってきた人全員に聞いても、『岩渕のキャプテンはない』と言われるかなと。ただ、ピッチ上で引っ張り方やまとめ方はいろんな形があると思います。選手全員がキャプテンのように振る舞えることが一番の理想だし、年齢に応じた立場もありますが、16歳の頃から吸収してきたことを少しでも今のチームに還元するというか、もっと自分が引っ張っていきたいと思います。

 ワールドカップは何よりサッカーを楽しみたい。もちろん勝利が大前提ですが、何か悔いを残して終わりたくないので、どういう結果であれ、全力でぶつかって『やりきったね』と言える大会にしたいです。

 ワールドカップ、東京オリンピック……。今は、その先はまだ考えていません。でも、一度は新国立競技場でサッカーをしたい! やっぱり、新しく変わって、一度は東京オリンピックのメインスタジアムでやりたいですよね(笑)。そこまで全力で駆け抜けていこうと思います。皆さん、応援よろしくお願い致します。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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