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ランパード、ジェラード、シメオネ… “元同僚”を獲得した監督5人に海外メディア注目
元チームメートと“監督と選手”の関係になることを望んだ5人を「FOXスポーツ」が紹介
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン前監督とスペイン代表DFセルヒオ・ラモスのように、かつてチームメートとして戦った者同士が、監督と選手の関係性になることはそれほど珍しくない。しかし、監督になってからかつての同僚を獲得することは珍しい。そんな珍しい移籍が、今冬の移籍市場では相次いだ。衛星放送「FOXスポーツ」は、監督になってから、かつての戦友を獲得した5人の監督を紹介している。
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最新のケースが、英2部ダービー・カウンティで指揮を執るフランク・ランパード監督と、25日に解任が決まったモナコのティエリ・アンリ前監督だ。ランパード監督はチェルシー時代のコネクションを生かして、昨夏の移籍市場で古巣から若手をローン移籍で獲得していた。そして今年1月、チェルシーとイングランド代表で長きにわたってチームメートだったDFアシュリー・コールをシーズン終了までの契約で獲得し、久々の再会を果たしている。
一方のアンリ監督は、今冬の移籍市場で03年から07年まで4年間アーセナルでともにプレーした元スペイン代表MFセスク・ファブレガスをチェルシーから獲得。元同僚をチームに入れ、ここから立て直しを図っていくと予想されていたが、19日のリーグ・アン第20節のストラスブール戦(1-5)の大敗が尾を引き、解任となってしまった。
また、スコットランドのレンジャーズで指揮を執っているスティーブン・ジェラード監督も、今年1月にイングランド代表で同僚だったFWジャーメイン・デフォーを獲得している。デフォーはレンジャーズ加入後、最初の試合となったキルマーノック戦(1-2)でゴールを挙げ、キャリアでのデビュー戦での得点数を6としている。ジェラード率いるレンジャーズには、リバプールでのチームメートのDFジョン・フラナガンや若手選手が所属している。