PSG、バイエルンMFサンチェスの移籍交渉が破談 ゼニトの24歳MF獲得に照準変更

PSG、サンチェス(左)の移籍交渉が破談、ゼニトMFパレデス(右)の獲得へ【写真:Getty Images】
PSG、サンチェス(左)の移籍交渉が破談、ゼニトMFパレデス(右)の獲得へ【写真:Getty Images】

レナト・サンチェスはバイエルン残留が濃厚に、チェルシーを出し抜きパレデス獲得へ

 パリ・サンジェルマン(PSG)がバイエルンに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスの獲得に乗り出したものの、高額な移籍金がネックとなって破談に終わったことが分かった。ドイツ衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 PSGでは現在、イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティが足首を負傷中。また、アカデミー出身のフランス代表MFアドリアン・ラビオの公式戦出場も認めていない。もともと昨夏にもサンチェスを狙っていた同クラブだが、これによってますます中盤を補強する必要が出ており、具体的な動きに出たようだ。

 同メディアによれば、PSGのアンテロ・エンリケSD(スポーツダイレクター)とバイエルンのハサン・サリハミジッチSDが先日面会し、サンチェスの今冬の移籍について可能性を探り合った。ところが、希望する移籍金の金額において、両者間におよそ1500万ユーロ(約18億7000万円)もの隔たりがあったという。

 バイエルンの要求額があまりに高いため、PSGはこれを満たすことはできないと考えた様子で、記事では1月中のサンチェスの移籍はなくなったとの見解を伝えている。

 なお、英紙「テレグラフ」によれば、PSGはすでに新たなターゲットに照準を絞っており、ゼニト・サンクトペテルブルクのアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの獲得が、秒読み段階に入っているという。24歳のMFを巡ってはチェルシーが基本合意に達したと伝えられていたが、PSGのほうが移籍金4000万ユーロ(約49億8000万円)でのディールを先にまとめたようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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