リバプールMF、小学校時代の“恩師”から退場宣告 プレミア史上初の珍事と英紙注目

リバプールのMFジェームズ・ミルナー【写真:Getty Images】
リバプールのMFジェームズ・ミルナー【写真:Getty Images】

かつての生徒と先生がプレミアリーグの舞台で選手と審判として再会

 リバプールの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーは、現地時間19日に行われた第23節クリスタル・パレス戦(4-3)の試合終了間際にレッドカードを受けて退場処分となった。この退場について、ミルナーと主審を務めたジョナサン・モス氏の意外な関係性について、英紙「デイリー・メール」が報じている。

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 ミルナーは3-2で迎えた後半44分に2枚目のイエローカードを受けてレッドカードを提示され、ピッチを後にした。これについて同紙は「ジェームズ・ミルナーが恩師ジョン・モスによって退場にされた」と報じた。

 この試合を裁いたモス主審。実は以前に体育教師をしており、教鞭を執っていた初等学校で少年時代のミルナーを指導していたという。コートジボワール代表FWウィルフリード・ザハに対するファウルで、イエローカードを提示されたミルナーは、モス主審がレッドカードを提示する前に、ピッチを去っていた。

 かつては教師と生徒という関係だった二人が、今ではプレミアリーグを舞台に活躍しており、この退場を機にその関係性が注目を集めたようだ。なお、地元紙「リバプール・エコー」は、「モス主審は、プレミアリーグでかつての生徒を退場とした史上初の主審」になったと報じている。

 なお、奇妙な偶然はもう一つある。ミルナーは、今回以前にも一度だけ退場になったことがあるのだが、それは2016年の試合であり、この時の対戦相手もクリスタル・パレス、そしてミルナーがファウルした選手もザハだった。ちなみに、この試合ではリバプールのFWロベルト・フィルミーノが同点ゴールを挙げ、FWクリスティアン・ベンテケが決勝ゴールを決めている。そのベンテケはこの試合、クリスタル・パレスのベンチに座っていたことも、時間の流れを感じさせる出来事だ。

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