ウズベキスタン記者が称えた森保J“最大の特長”は? 「日本は優勝しない」との指摘も…
日本はウズベキスタンに2-1と逆転勝利、F組1位通過で決勝トーナメント進出
森保一監督が率いる日本代表は、17日に行われたアジアカップ・グループリーグ第3戦でウズベキスタンを2-1で破った。前半40分に先制点を許す苦しい展開のなか、今大会初先発となったFW武藤嘉紀(ニューカッスル)とDF塩谷司(アル・アイン)がゴールを奪って逆転に成功。グループリーグ3連勝での首位通過で決勝トーナメント進出を果たした。
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この結果を受け、ウズベキスタンメディア「Championat.asia」でジャーナリストを務めるハイルーラ・ホリコフ氏は、日本の特長として先発とサブの能力に差のない選手層の厚さを称える一方で、「アジア杯で優勝しないように見える」と指摘している。
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試合は非常に面白いものとなったが、ウズベキスタン代表は個性を発揮できなかった。それはすでにグループリーグ突破を決めていたことも要因だ。ピッチで上手くプレーしたのは、エルドル・ショムロドフだけだった。他のプレーヤーが、彼のようにプレーしなかったことが残念だ。そうすれば、勝つことができたか、少なからず引き分けには持ち込めたはずだ。
今までウズベキスタンは、アジアカップで日本に勝ったことが一度もない。ワールドカップ(W杯)予選の時は、互いにハイプレスをかけ合う試合となったが、この日はなんのプレッシャーもかけることがなかった。我々はもう少し何かできたはずだ。エクトル・クーペルは新しい指揮官であり、もし日本に対しもっと何かできればファンはより幸せを感じただろうし、彼に対してより一層の信頼を託すことになっただろう。
日本戦後、(ウズベキスタンの)ファンがハッピーではないことは分かっている。なぜなら、次の試合はオーストラリアとの対戦であり、決勝トーナメントなので、負けたらそのまま帰国を強いられるからだ。そしてオーストラリアは、日本の2倍の強さであると考えている。オーストラリアには個性がある。確かに彼らは開幕戦を落としたが、個性は発揮していた。彼らは良いチームだ。
我々は何度かオーストラリアと対戦しているが、彼らから一切得点を奪うことができていない。2011年のアジアカップ準決勝でも0-6で敗れた。そのため、日本戦の敗戦は我々を落胆させるものとなったが、今度は何か起こせると信じている。