イランGK、驚愕の“70m超スロー”に海外騒然 「世界記録の可能性」「信じられない」
イラン守護神ベイランバンドがセンターサークルをはるかに越えるスローイングを披露
イラン代表はアジアカップ・グループリーグD組で首位通過を果たし、ラウンド16でF組3位のオマーンと対戦する。2連勝で迎えたグループリーグ最終戦のイラク戦は0-0で引き分けたが、GKアリレザ・ベイランバンドが見せた70メートル超の規格外のスローイングが話題となっている。
グループD首位を懸けたイランとイラクの一戦は、イランが相手の約2倍となる15本(イラクは8本)のシュートを放ったがゴールを割れず、スコアレスドローで終了。2勝1分の勝ち点7で並ぶも、得失点差で「3」上回ったイランが首位通過を勝ち取った。
守護神のベイランバンドは3試合すべてでクリーンシートを記録したが、守備以上にスローイングが注目を集めた。
イラク戦の前半アディショナルタイム、自陣ゴール前でボールをキャッチしたベイランバンドは素早く起き上がって猛ダッシュ。勢いをつけて右手から放ったボールはぐんぐんと伸びて瞬く間にハーフウェーラインを越え、一気にアタッキングサードの味方に通った。得点にこそつながらなかったが、その圧巻の飛距離に海外メディアも驚きを隠せなかったようだ。
英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」は、「イランGKアリレザ・ベイランバンドがイラク戦で80ヤード(約73メートル)のスローを披露」と特集。「今大会で最も退屈な0-0であった」という試合展開のなかで、“ベイランバンドのための夜”になったと伝えている。