エジルやハメスが不名誉な特集に… 「道に迷ったビッグネーム」6人をスペイン紙選出

(左から) MFハメス・ロドリゲス、MFメスト・エジル【写真:Getty Images】
(左から) MFハメス・ロドリゲス、MFメスト・エジル【写真:Getty Images】

負傷に悩まされるサンチェス、ジエゴ・コスタ、交渉のもつれたラビオらが入る

 2018-19シーズンの欧州サッカーリーグも折り返し地点を越え、これから佳境へと突入していく。そうしたなかで、実績十分なスターたちの苦悩が相次いでいることをスペイン紙「マルカ」が特集。アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルやバイエルンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスなど本領発揮に至っていないタレントの動向を伝えている。

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「道に迷ったフットボール界のビッグネームたち」。このように特集したのはスペインの大手紙「マルカ」だ。実績十分で、メガクラブで主力を張るだけの実力がありながら、諸事情により、今季苦しい立場に置かれている選手たちを取り上げた。

 アーセナルのエジルは、今季就任したウナイ・エメリ監督の下で先発から外れることも多くなった。怪我もあり、プレミアリーグではここ3試合連続で出番なし。インテルなどへ移籍の噂が流れるなど、背番号10のレフティーは不動の立場から陥落した。

 マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスも怪我などに苦しみ、「自分の影に苦しんでいる」と評された。かつてのトップフォームと比べられ、今季は11試合1得点の低調な成績で、衰えを指摘されるようになった。

 アトレチコ・マドリードのスペイン代表FWジエゴ・コスタも、怪我によって3月まで長期戦線離脱中。バイエルンのハメスも同様に負傷に悩まされ、ともにピッチに立つことすらできない受難の時を過ごしている。

 クラブ、代表ともに騒動を起こし、その煽りを受けて居場所を失った選手もいる。それがパリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオだ。フランス代表ではロシア・ワールドカップの予備メンバー入りを拒否し、ディディエ・デシャン監督から見放された。さらにPSGでは契約延長交渉が決裂し、事実上の追放状態となっている。記事では「契約の反逆者」と称された。

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