アーセナルの「偉大になれなかったヤングスター」を英特集 宮市亮が不名誉な選出

アーセナル所属時代の宮市【写真:Getty Images】
アーセナル所属時代の宮市【写真:Getty Images】

高校卒業後に18歳でアーセナルに加入、レンタル先のオランダでは活躍

 現在ブンデスリーガ2部のザンクトパウリでプレーする元日本代表FW宮市亮が、英サッカーサイト「Squawka」選出の「若くしてアーセナルに入団しながら偉大になれなかった選手」に選ばれてしまった。

 宮市は中京大中京高からJリーグのクラブを経由せずにアーセナルに入団。しかし、イギリスの就労ビザ発行基準に達していなかったため、初年度はオランダの名門フェイエノールトへ期限付き移籍した。そこでの活躍を同サイトの記事では「日本人ウインガーの信じ難いスキルは、将来の王者を予感させた。その印象的なレンタル移籍によって、オランダメディアからは『リョージーニョ』と称された」と振り返っている。2011年2月6日に18歳でプロデビューした宮市は、そのシーズンで12試合に出場し3得点5アシストと上々の成績を残した。

「ウィガン在籍時の深刻な怪我が彼の進歩を狂わせてしまった」と同記事内でも説明されているように、その後は負傷が続き、思うようにプレーできないシーズンが続くことになった。そして、2015年にアーセナルとの契約が解除され、ザンクトパウリでプレーすることになった。

 しかし、まだ26歳。これからの活躍を期待できる年齢で、“信じ難いスキル”をもう一度見たいと思うファンは多い。それは日本国内だけでなく、オランダやイングランドなど海外にも数多く存在しているはずだ。

 宮市以外に選ばれた10人の選手は、以下のとおり。

MFフラン・メリダ(2007年入団/現オサスナ)
FWジェレミー・アリアディエール(2001年入団/現ロリアン)
FWクインシー・オウス=アベイエ(2003年入団/現NEC)
MFデニウソン・ペレイラ・ネヴェス(2006年入団/現ボタフォゴ)
DFフィリップ・センデロス(2003年入団/無所属)
MFカルロス・ベラ(2005年入団/ロサンゼルスFC)
FWジェイ・エマニュエル=トーマス(2009年入団/現PTTラヨーンFC)
MFデイヴィッド・ベントリー(2003年入団/2014年引退)
MFジャーメイン・ペナント(1999年入団/無所属)
MFアマウリ・ビショフ(2008年入団/現ハンザ・ロストック)

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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