「イランやサウジとは異なる」 辛勝続きの森保Jに海外警鐘「奇妙なほどに元気が…」
オマーン相手にPKの1点のみに終わり、「インパクトを残すことに失敗」と低評価
日本代表は現地時間13日、アジアカップグループリーグ第2節でオマーンに1-0で勝利した。初戦のトルクメニスタン戦(3-2)に続き、1点差での辛勝となったが、海外メディアは「日本は説得力のないスタートが依然として続いている」と警鐘を鳴らしている。
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日本は初戦で2ゴールの活躍を見せたエースのFW大迫勇也(ブレーメン)が右でん部の負傷でベンチスタート。FW北川航也(清水エスパルス)とMF遠藤航(シント=トロイデン)が入り、初戦でボランチ起用されたDF冨安健洋(シント=トロイデン)は本職のセンターバックに配置された。
トルクメニスタン戦で複数失点を喫した守備では改善が見られたのに対し、攻撃面ではボール支配率62.7%と主導権を握ったにもかかわらず、得点はMF原口元気(ハノーファー)のPKのみ。大迫不在の穴を埋めきれない決定力不足を露呈した。
衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「日本はオマーンに勝利したが、インパクトを残すことに失敗」と見出しを打ち、日本がアジアカップで苦戦続きであることを伝えている。
「日本は説得力のないスタートが依然として続いている。イランとサウジアラビアは大会前の優勝候補という評判通りの力を証明しているのとは異なる。後半は奇妙なほどに元気がなくなった。決勝トーナメントを勝ち進むうえで試合ごとに確実に向上しなくてはならない」
記事では、ライバル国とは異なる連勝、尻すぼみの展開となったことに警鐘を鳴らし、大会中の改善が必須であること強調した。
日本はグループリーグ突破を決めて第3戦ウズベキスタン戦に臨む。2011年大会以来となる優勝を見据えるうえで、本来の姿を取り戻す貴重な場となりそうだ。