直近2戦で5得点のジェズス アグエロに「レジェンド」と敬意も…定位置奪取へ決意
6日のFA杯で1得点、9日のリーグ杯で4ゴールの爆発「今週は僕にとって特別」
マンチェスター・シティは現地時間6日に、本拠地で行われたFAカップ3回戦で英2部ロザラム・ユナイテッドに7-0と圧勝。その3日後に行われたリーグカップ準決勝第1戦でも、英3部バートン・アルビオンを9-0と圧倒した。この両試合でスタメン出場を果たし、計5得点を挙げたブラジル代表FWガブリエル・ジェズスは、シティの“レジェンド”とのポジション争いへの意気込みを語った。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロをこの2試合ではメンバーに加えず、代わってジェズスを先発させた。すると、ジェズスはロザラム戦で1得点、続くバートン戦では前後半でそれぞれ2得点と爆発し、チームの大勝に貢献した。
今季のプレミアリーグでは16試合でわずか3得点のジェズスだったが、バートン戦後に「セルヒオはここのレジェンドで、クラブにとって重要な選手だし、素晴らしいプレーをする。シティで多くのゴールを挙げてきたことを尊敬するし、ペップが彼を先発させれば、彼は必ず助けになるからね」とアグエロに対して敬意を払いつつ、「でも、それはピッチでの僕も同じだよ」と語りこう続けた。
「ゴールを決めなければならないことは分かっている。でも、それが難しいこともあるんだ。ただ、常にゴールを決めようと努力をし、チームを助けようとする。僕はストライカーだから得点を挙げなければならないけど、毎回良いプレーをしてチームを助けようとしている。それが精神的にとても大事なことなんだ」
そして、自身の2試合5得点には「たくさんゴールを決められたから、今週は僕にとって特別。ロザラム戦では頑張り過ぎたせいか2、3回外したけどね。ゴールの練習に毎日励んでいるから、本当に嬉しい。努力が報われた」と喜んだ。
カップ戦2連戦で存在感を発揮したジェズス。果たして14日のリーグ第22節ウォルバーハンプトン戦で、先発メンバーの一員としてピッチに立てるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)