年間ベストFK候補? カタール21歳DF、狙いすました先制ゴールにFIFA公式が反応

カタールのDFバサム・アル・ラウィ【写真:©AFC 】
カタールのDFバサム・アル・ラウィ【写真:©AFC 】

カタールのDFアル・ラウィがペナルティーアーク横から直接FK弾を叩き込んで先制

 UAEではアジア王者のタイトルを懸け、日本をはじめ出場24カ国が連日白熱の戦いを演じている。日本がトルクメニスタン相手に3-2の逆転勝利を飾ったのと同じ9日、E組のカタールはレバノンと対戦。2-0で今大会初勝利を飾ったなか、FIFA(国際サッカー連盟)公式ツイッターは鮮やかな先制ゴールを早くも「年間ベストFK候補」に挙げている。

 カタール対レバノンの一戦が動いたのは、0-0で迎えた後半20分だった。カタールは敵陣ペナルティーアーク左横で直接FKを獲得。キッカーを任された15番の21歳DFバサム・アル・ラウィが右足から放った一撃は、壁の右上ギリギリを通過すると、そのまま相手GKの手の上を通過してネットに突き刺さった。

 壁の中にカタールの3選手が入り込み、かく乱する頭脳プレーもあったとはいえ、アル・ラウィのピンポイントFKも見事だった。アジアカップ公式ツイッターが、この一撃が今大会グループリーグ4本目の直接FK弾で、2015年大会の3本を上回ったことを紹介すると、FIFA公式ツイッターがこの投稿を引用する形で反応を見せた。

「アジアカップで年間ベストFK?」

 アル・ラウィのFKの軌道をサッカーボール、顔文字、矢印、ロケット、ゴールの絵文字を用いて“イメージ再現”している。

 大会はグループリーグ第2節に突入したが、2月1日の決勝までにこの一撃を超えるビューティフルFK弾は生まれるだろうか。

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