「分かっていてやられた」 日本代表GK権田、会場騒然の“30m超絶ミドル被弾”に悔恨

先制点献上に権田も悔しさを露わにしている【写真:©AFC】
先制点献上に権田も悔しさを露わにしている【写真:©AFC】

気を引き締めて臨んだ初戦、先制点献上に権田も反省 「それでもこうなってしまった」

 日本代表は9日のアジアカップ・グループリーグ初戦トルクメニスタン戦で先制ゴールを献上するも、最終的に3-2と逆転勝利で白星スタートを切った。前半に叩き込まれた豪快な30メートルのミドルシュートを振り返ったGK権田修一(サガン鳥栖)は「分かっていてやられた」と悔しさを露わにしている。

 “初戦が大事”という共通認識のなか慎重な立ち上がりを見せた日本だが、攻撃のギアが上がらないまま苦戦を強いられ、ミスも重なり何度もピンチを招いた。

 前半18分には相手CKに権田が飛び出すもクリアできず、ヘディングシュートを打たれたが枠外に外れて事なきを得た。そして迎えた同26分、MF堂安律(フローニンゲン)のパスミスからカウンターを食らうと、左サイドでボールを受けた相手MFアマノフがフリーの状態で中央に入り込んで右足を一閃。約30メートルの位置から放たれた強烈なミドルシュートが日本ゴールを襲い、権田がわずかに触れるも止められず、そのままネットを揺らされた。その豪快な一撃に会場からは驚きの声が上がっている。

 0-1とリードされた状態で後半を迎えた日本だったが、FW大迫勇也(ブレーメン)の2ゴール、堂安の1ゴールで3-1と逆転に成功。終盤にはショートカウンターで崩され、権田が相手を倒してPKを献上し、これを決められたが3-2で逃げ切った。

 2失点を喫した権田は決して気の緩みはなかったと強調しながらも、1失点目のシーンに言及。「それでもこうなってしまったのが事実」と複雑な胸中を明かし、次のように続けている。

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