バルサがFIFAに要望 負傷者に代わって今夏獲得のトルコ代表の登録をリクエスト
補強禁止処分解除前に特例を要求
スペインの名門バルセロナが、負傷したブラジル代表MFラフィーニャに代わってトルコ代表MFアルダ・トゥランの登録を認めるようにFIFAへ求めた。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が23日の一面で報じている。
ラフィーニャは、16日のUEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ初戦のローマ戦で、後半17分にベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの背後からのスライディングタックルを右足に受け、そのまま負傷交代した。22歳の若き才能は右膝の前十字靭帯断裂の重傷と診断された。22日にクラブから無事に手術が成功したことと、少なくとも半年間は離脱 することが発表されていた。
そこで、バルセロナはスペインサッカー協会に対してトゥランの追加登録を認めるためのリクエストを出し、さらにFIFAとも交渉する構えを見せているという。10日以内に返答がくる可能性はなく、見通しは厳しいと報じられている。だが、バルセロナはスペイン協会に対してFIFAへの交渉の手助けを求めているとも伝えらている。
バルセロナはFIFAから移籍禁止処分を受けているため、今夏にアトレティコ・マドリーから加入したトゥランは来年1月まで登録できず、現在はトップチームで練習のみを行っている。仮に交渉が実現すれば、これ以上ない最高の穴埋めとなるが、バルセロナの要求は通るのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1