バルサ指揮官が報道陣に反撃 「昨年、私を殺したいと思っていただろ」

昨季序盤のバッシングに怒り

 バルセロナのルイス・エンリケ監督が昨年序盤の苦境を振り返り、「昨年私を殺したいと思っていただろ」と報道陣に対する怒りをぶちまけている。スペイン地元紙「AS」が報じている。
 昨季3冠を達成し、今季4戦全勝で首位に立つバルセロナの指揮官はセルタ戦を前に警戒を強めていた。
相手の個性とフィットネスゆえにこの試合は究極的に難しくなる。とても魅力的な試合になる。最高に難しい試合だ。去年も苦しめられた上に、セルタは偉大な強化部長の下、巧みな補強に成功した」
 セルタは今季3勝1分けで無敗。4位と好調を維持している。報 道陣からタイトルを独占した昨季について質問されると、指揮官は序盤の苦しみを思い出した。第5節のマラガ戦で引き分けた後、UEFAチャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマンに敗北。レアル・マドリードのクラシコとセルタに敗れてメディアから批判を受けることになった。
「昨年のこの時期はみんな私を殺したいと思っていただろう。いい試合も悪い試合もあるし、いろいろな展開もある。我々の目指すところはわかっている。他のシーズンと変わりはない。チームのパフォーマンスに満足しているし、向上することも悪化することもあるだろう」
 指揮官は昨年のバッシングの記憶をよみがえらせると、辛辣(しんらつ)なスペインメディアにそう反撃していた。
【了】
サッカーマ ガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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