「日本は優勝候補だ」 神様ジーコ、森保ジャパンのアジアカップ制覇に太鼓判
ロシアW杯から若返った日本代表を評価「質の高い選手たちが揃っている」
森保一監督率いる日本代表は、9日にアジアカップ初戦となるトルクメニスタン戦に挑む。前回大会優勝のオーストラリアが黒星発進となるなど波乱が起こっているが、元日本代表監督のジーコ(現・鹿島アントラーズテクニカルディレクター)は「Omnisport」のインタビューで「日本は優勝候補だ」と展望している。
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日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)後、森保監督体制に移行。MF南野拓実(ザルツブルク)やMF堂安律(フローニンゲン)が攻撃の中核を担い、2018年に行われた5試合はウルグアイ撃破を含む4勝1分と無敗で終えた。
5日に10番のMF中島翔哉(ポルティモネンセ)とMF守田英正(川崎フロンターレ)が負傷離脱となったが、ロシアW杯メンバーのMF乾貴士(ベティス)とDF塩谷司(アル・アイン)を追加招集。初戦のトルクメニスタン戦3日前となる6日に、全23人で初練習を行った。
日本は2011年大会以来となる優勝を目指すが、森保ジャパンに期待を寄せるのが、2002~06年に日本代表監督を務めた“サッカーの神様”ジーコだ。「この大会は新しい方式に変わったばかりだ。日本も新しい時期を迎えていて、多くの選手たちは一新されている」と、アジアカップ出場国が16枠から24枠に拡大されたこと、日本の陣容が若返ったことに触れつつも、アジアの頂点を狙えると断言している。
「それでも、日本は優勝候補だ。質の高い選手たちが揃っているからね」
ジーコは開催国UAEや韓国、オーストラリアのほか、サウジアラビアも「近年は非常に成長している」と評価した。もっとも、今大会はアルベルト・ザッケローニ元日本代表監督が率いるUAEは初戦でバーレーンに1-1のドロー、前回優勝国オーストラリアはヨルダンに0-1とまさかの敗戦を喫しており、序盤から波乱続きとなっている。
「日本が素晴らしい大会を過ごせると良いね」
神様ジーコの願いが届き、森保ジャパンは“アジア王者”の称号を取り戻すことができるだろうか。