レスターが英4部クラブに敗戦 岡崎に英紙が「5点」の辛口評価「好機をモノにできず」

岡崎は何度か決定機を迎えながらも無得点に終わった【写真:Getty Images】
岡崎は何度か決定機を迎えながらも無得点に終わった【写真:Getty Images】

ヴァーディ不在、一部主力を温存したなか、先発の岡崎は好機を生かせず1-2で敗戦

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは現地時間6日、世界最古のカップ戦であるイングランド・FAカップの3回戦で4部ニューポート・カウンティと激突。3季前のプレミアリーグ王者は格下相手に1-2で敗戦を喫した。先発出場した岡崎は何度か決定機を迎えながらも無得点で、前半のみで途中交代となった。

 敵地に乗り込んだレスターはエースの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが不在。MFジェームズ・マディソンら一部主力選手をベンチに温存して試合に臨んだ。

 しかし、前半10分に先制を許す苦しい立ち上がりとなった。その後、岡崎やMFマーク・オルブライトンが得点チャンスをふいにするなどもどかしいゲーム展開となったなかで、後半37分にアルジェリア代表MFラシド・ゲザルがようやく同点ゴールを奪った。だが、そのリードの束の間で、得点からわずか3分後にニューポートがPKを決めて勝ち越しに成功した。

 プレミアリーグから3つカテゴリが下の4部リーグ2でプレーするニューポートが3季前のプレミア王者レスター相手にジャイアントキリングを果たした。

 英地元紙「レスター・マーキュリー」の選手採点(10点満点)で、敗れたレスターの面々はDFクリスティアン・フクスとオルブライトンが6点、それ以外は全員が5点という辛口評価だった。

 岡崎については「いくつかの素晴らしいチャンスがあった。最も顕著だったのは至近距離からのヘディングだったが、それらをモノにできなかった」と寸評された。決定機を逃した侍ストライカーは前半のみでベンチに下がっており、失態を演じたチームともども厳しい評価となった。

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