名手シャビ、“韓国のメッシ”をバルサ下部組織出身と認識 「良いプレーをする選手」
バルサOBシャビが「試合を追って見たこともある」イ・スンウはアジア杯に追加招集
アジアカップが5日にUAEで開幕し、韓国代表は7日にグループリーグ初戦のフィリピン戦に臨む。膝を負傷したFWナ・サンホ(光州FC)に代わり、20歳のFWイ・スンウ(ヴェローナ)が招集されたが、カタール1部アル・サッドに所属する元スペイン代表MFシャビが大会公式フェイスブックで「アジア各国のメッシ」からベストを選出する企画で、“韓国のメッシ”と称される逸材に対して「良いプレーをする選手」と一目置いている。
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UAEのMFオマル・アブドゥルラフマン(アル・ヒラル)、北海道コンサドーレ札幌所属で今季Jリーグベストイレブンに輝いたタイ代表MFチャナティップ、日本のU-20日本代表FW久保建英……。各国のスキル自慢の好プレー集に混じって紹介されているのは、韓国のFWイ・スンウだ。
映像は年代別代表の日本戦で、ノールックパスからペナルティーエリア内に飛び込んで得点を決めたシーン。両手に耳を当てるゴールパフォーマンスを見せたイ・スンウの顔を、身を乗り出して確認したシャビは、「彼のことは知ってるよ」と口を開いた。
「バルセロナにいたことがあるからね。彼の試合を追って見たこともある」
イ・スンウは2011年に仁川ユナイテッドFCのユースからFCバルセロナの下部組織に移籍し、15-16シーズンにはバルセロナBで30試合に出場して10得点を記録した。バルセロナは14年4月、18歳未満の選手獲得・登録に関する規定に違反したとして公式戦での活動停止処分を受け、韓国人選手として2人目となるセリエA挑戦を決断したが、15年までバルセロナのトップチームで主力を張っていたシャビは、イ・スンウの試合を追って見たこともあるという。
「良いプレーをする選手だ」
18年にA代表デビューを飾るとともに、チーム最年少の20歳でロシア・ワールドカップ出場を果たした逸材を高く評価したシャビ。21歳の誕生日を迎えた6日にアジアカップへの追加招集が発表された“韓国のメッシ”が、UAEの地でどのようなプレーを見せるのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)