吉田麻也は「最高の選手」 サウサンプトン監督、アジアカップ参戦での離脱に嘆き
チェルシー戦を含めて安定したプレーを見せる吉田をハッセンヒュッテル監督は高評価
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、現地時間2日のプレミアリーグ第21節チェルシー戦(0-0)でマン・オブ・ザ・マッチに選出された。アジアカップに出場する日本代表に合流するため、決戦の地UAEに向かったが、サウサンプトンのラルフ・ハッセンヒュッテル監督は吉田の複雑な思いを抱えているようだ。衛星放送「FOXスポーツ」が報じている。
サウサンプトン7年目を迎えた吉田は、シーズン序盤こそ出場機会に恵まれなかったが、昨年12月6日にハッセンヒュッテル監督が就任すると状況は一変。同16日のリーグ第17節アーセナル戦(3-2)でフル出場して以降、主力として起用され続けている。
2日のチェルシー戦では上位相手に苦しい展開を強いられたが、最後まで集中した守備でクリーンシートに貢献。英衛星放送「スカイ・スポーツ」でマン・オブ・ザ・マッチにも選出されるなど、存在感を高めている。
しかし、吉田は1月5日に開幕するアジアカップに出場するため、チームから離脱。サウサンプトンのハッセンヒュッテル監督は、クラブの公式オフィシャルサイトでデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュルクとともに吉田の欠場を嘆いている。
「1月の終わり近くまでマヤ・ヨシダとピエール=エミール・ホイビュルクを欠くことになる。彼ら2人は我々にとって最高の選手だ」
18位と降格圏に沈むサウサンプトンにとっては、吉田の離脱は痛手になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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