決勝弾の帝京長岡MF田中、連携の“参考書”とするスペインの名門とJクラブは?

「バルセロナとフロンターレの試合はよく見ます。ポゼッションが上手いチームですし」

「バルセロナとかフロンターレの試合はよく見ます。ポゼッションが上手いチームですし、サイドバックがタイミング良く上がってくるところが参考になります。僕が上手く中に入ることで、サイドバックが上がれるので」

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 躍進している帝京長岡にあって、攻撃を支えているのが3人の2年生だ。ここまで4得点のFW晴山岬を前線に置き、右に田中、左には同点のPKを決めた谷内田のサイドアタッカーが中央にも入ってゴールを脅かす。古沢監督も「2年生がのびのびとやって、3年生がカバーしていますね。ふてぶてしい2年生の活躍が楽しみなんです」と目を細める。

 躍動感あふれる帝京長岡のサッカーは、学校としても新潟県勢としても最高成績のベスト8に並んだ。歴史が変わるかという準々決勝の尚志(福島)戦に向け、田中は「ここまで来て負けたくない。命を懸けるくらい真剣に戦います。そして、見ている人がワクワクするようなサッカーをしたいです」と目を輝かせていた。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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