吉田麻也「魔法の解決法はない」 プレミア残留へ「執念を見せなければ」
ハーゼンヒュッテル新監督の下、復調の兆しを見せているサウサンプトン
プレミアリーグのサウサンプトンは昨年12月、成績不振からマーク・ヒューズ前監督を解任し、元RBライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュッテル新監督を招聘した。ハーゼンヒュッテル監督就任後、ここまでリーグ戦は2勝3敗という成績。これから迎えるシーズン後半戦で真価が問われることになるだろう。新指揮官の下でも引き続きレギュラーとしてプレーしている日本代表DF吉田麻也は「魔法の解決法はない」と、今後の戦いに向けて集中力を高めている。英地元紙「デイリー・エコー」がコメントを報じている。
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シーズン前半戦の19節を終えた時点でリーグ戦わずか3勝(6分10敗)のサウサンプトン。そのうち2勝はハーゼンヒュッテル監督の下で挙げたものだが、依然として17位に位置するなど苦しい状況から完全に抜け出すことはできていない。
直近の公式戦8試合のうち、7試合でスタメン出場している吉田も守備の要の一人として、勝てない責任を感じているようだ。第20節のマンチェスター・シティ戦を前にチームが置かれている立ち位置について言及している。
「僕たちは今、学んでいるところ。新しいことにトライし、まだまだ改善しなければいけない。魔法の解決法はない。常に100%の努力をしなければいけないんだ」
サウサンプトン在籍6年目を迎えた吉田。これまでに何度も監督交代に直面しているだけに、そこからすぐさま結果が出るわけではないことを実感している。地道な努力が必要だと強調した。
「順位表を見れば、僕らは依然として降格圏に近い。ファイトし続け、毎試合執念を見せなければいけない」
吉田は現地時間12月30日のマンチェスター・シティ戦で出番はなく、チームも1-3と敗戦。そして年明け最初のゲームがチェルシー戦と強豪との対戦が続くハードスケジュールのなかで、サウサンプトンは勝ち点を奪うことができるのか。残留に向けて正念場を迎えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)