アーセナル監督、ブライトン戦の“ボトル蹴り”で罰金処分 1月2日まで異議申し立て可能
試合への苛立ちから給水ボトルを蹴り上げるもサポーターに謝罪「意図的ではなかった」
イングランドサッカー協会(FA)は現地時間27日、アーセナルのウナイ・エメリ監督に罰金処分を科すことを発表した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
エメリ監督は26日に行われたプレミアリーグ第19節のブライトン戦(1-1)、試合終了の瞬間、ピッチサイドに置いてあった給水用のボトルを蹴り上げると、ボトルはブライトンのサポーターの元へ飛んで行ってしまった。エメリ監督はすぐに謝罪したものの、ボトルを蹴る行為を問題視したFAは、罰金処分を科すことを発表した。
首位リバプール戦に向けた27日の記者会見に臨んだエメリ監督は、「昨日、謝罪をさせてもらった。私は苛立ちからボトルを蹴り上げたが、サポーターに向けて蹴るつもりはなかった。私自身に向けて蹴ったものが、サポーターの近くへ行ってしまった。彼らには謝罪をさせてもらった」と、その時の状況と自身がボトルを蹴った理由を口にした。
そして、「改めて、私個人がとった行動について、謝罪をさせてもらいたい。でも、ボトルが近くにあったから蹴っただけで、意図的に(サポーターに)蹴ったわけではないんだ」と、弁明している。
この件に関してFAは、2019年1月2日までエメリ監督による異議申し立てを受け付けるとしている。29日にアウェーで行われる次節のリバプール戦では、監督が苛立たずに済む展開になるだろうか。
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