「リバプールにも番狂わせは起こる」 マンC撃破の元英代表監督、熾烈な優勝争いを予言
シティに3-2と勝利したクリスタル・パレスのホジソン監督が展望
ワールドカップイヤーに開幕した2018-19シーズンのプレミアリーグは、リバプールが18試合を終えてわずか7失点という堅守で、リーグ戦の首位に立っている。だが、元イングランド代表監督のロイ・ホジソン氏は、この状況がシーズン最後まで続くとは考えていないようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
現在、クリスタル・パレスを率いているホジソン監督は、22日に行われたプレミアリーグ第18節でマンチェスター・シティに3-2で勝利した。首位のリバプールは21日のウォルバーハンプトン戦で2-0の勝利を収めており、リバプールとシティの勝ち点差は4に開いた。
試合後、優勝争いについて問われたホジソン監督は、「20試合も残っているなかで、勝ち点差4という数字を(シティのジョゼップ・)グアルディオラ監督は、それほど気にしていないと思う」とコメントした。そして、その理由を説明する。
「20試合のうち、1試合はリバプール戦だ。そしてリバプール戦がなくても、勝ち点差を詰めるチャンスはあるだろう。リバプールにも、どこかでこのようなことが起こるはずだからね。どこかのチームが、予想に反して彼らに勝利する。まだまだリーグ戦は長く、どこかで必ず番狂わせが起こるよ」
まさに番狂わせを起こしたホジソン監督は、「シティはボールを保持して、アタッキングサードでもボールを動かしていた。でも、チャンスの数は多くなかった。そこについては、グアルディオラ監督も、クリスタル・パレスを称えてくれるはずだ。彼らは多くの問題を投げかけてきたが、私たちはその答えを持ち合わせていたのだからね」と、胸を張った。
ここからシティは、レスター・シティ、サウサンプトンと対戦し、1月3日にはリバプールとの直接対決を迎える。シティの攻撃陣を封じるための答えを持っていたホジソン監督。タイトル争いの行方も、彼の予想どおりとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)