柴崎岳に「退団ランプ点灯」 スペイン紙が今冬のヘタフェ“放出候補3人”に選出
リーグ7位と好調なチーム ヤネス、グアルディオラとともに退団の可能性ありと報道
リーガ・エスパニョーラは現地時間23日に第17節の試合を終え、束の間のクリスマス休暇へと突入した。年が明けると後半戦、そして冬の移籍市場がオープンするタイミングとなるが、一桁順位と健闘しているヘタフェについて、スペイン紙「マルカ」は退団の可能性がある3人として、日本代表MF柴崎岳の名前を挙げている。
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ホセ・ボルダラス監督体制下のヘタフェはボールポゼッションを高めず、球際で戦い、カウンターで勝負するスタイルを徹底。第17節終了時点で勝ち点25の7位、来季UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ベティスと勝ち点1差につけている。強化資金が限られるなか、昨季8位の成績を上回るべく今冬の移籍市場でも補強に動くと見られるが、同紙は獲得とともに「補強の動きだけではないだろう。出発口には、ランプが灯っている3人の名前がある」と退団の可能性がある3人がいることを示している。それはレアル・マドリードに所属経験のあるGKルベン・ヤネス、バジャドリードが保有権を持つMFセルジ・グアルディオラ、そして柴崎だ。同紙はこのように触れている。
「もし食指が伸びるオファーが届くなら、彼らはヘタフェのテーブルから去ることになるだろう。日本人選手であるガクは、アジアカップを戦うメンバーに選ばれているため、クラブとしても1月に退団するためのオファーを待っている状況だ」
クラブ側としてもリーグ戦3試合出場にとどまっている柴崎については、“去る者は追わず”の姿勢でいることを明確にしている。昨シーズンはバルセロナ戦で鮮烈な左足ボレーシュートを決めるなど、大一番での勝負強さを発揮してきたが、2019年は新たな挑戦を選ぶタイミングとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)