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「アディオス?」 中島翔哉、セトゥーバル戦が本拠地ラストの可能性を現地紙が指摘
ウォルバーハンプトンと合意間近!? 26日から代表活動でポルティモネンセを離れるが…
ポルトガル1部ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉は、フローニンゲンの同MF堂安律と同様、移籍の噂が熱を帯びている一人だ。プレミアリーグではFW岡崎慎司が所属するレスター、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトン、昇格組のウォルバーハンプトンが候補に挙がっており、ポルトガルの地元紙は「アディオス、ナカジマ?」と報じている。
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中島はポルトガルリーグ1年目の昨季、29試合に出場して10得点12アシストをマーク。2年目の今季も強豪スポルティングCP戦で2ゴールを決めるなど、5得点6アシストと攻撃を牽引している。
現地時間6日にポルティモネンセのロドニー・サンパイオ会長がポルトガルのラジオ局「Radio Renascenca」でウォルバーハンプトンとの接触を認め、「100%完了はしていないが、移籍は80%まで来ている。1月中に決まることは可能だ」とし、大きな注目を集めた。
中島は現地時間14日のリーグ第13節セトゥーバル戦(3-1)でもチーム3点目をアシストし、本拠地での勝利に貢献したが、ポルトガル紙「A BOLA」は「アディオス、ナカジマ?」と退団を覚悟したような見出しを打って取り上げている。
「ショウヤ・ナカジマのポルティマン・スタジアムでのラストゲームだった? その懸念は正しいとはすぐに言えない。日本の小さなエースは1月のアジアカップのメンバー23人に選ばれた。日本代表は12月26日から始動するため、ナカジマはポルティモネンセの一員として次のフェイレンセ戦1試合しかプレーできない」
アジアカップのメンバーに選ばれた中島だが、日本代表は12月26日から国内で合宿をスタート予定。その後UAE入りし、決勝まで進めば最低2月1日までは所属クラブから離脱することになる。記事では、22日の第14節フェイレンセ戦はアウェー開催のため、前節のセトゥーバル戦が中島の本拠地でのラストゲームになる可能性について触れている。
もっとも、ポルティモネンセのポンセ副会長は具体的なオファーの存在を否定しており、「A BOLA」紙も「ウォルバーハンプトンが契約に近づいているとされるが、ヌーノ・エスピーリトが指揮するクラブに行くかは不透明だ。なぜなら、直近の交渉は進展がなく、ポルティモネンセのロドニー・サンパイオ会長は他クラブのオファーも受け入れると示唆している」と記している。
果たして、中島は2019年に新天地を求めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)