バルサが287億円でケイン獲りか 英解説者も太鼓判「彼ほどの選手がどこにいる?」
スアレスの後継者として照準と英紙報道
スペイン王者のバルセロナが、来年1月に32歳を迎えるウルグアイ代表FWルイス・スアレスの後継者として、トットナムのイングランド代表FWハリー・ケイン獲得を画策しているようだ。英紙「デイリー・スター」が報じている。
トットナムとイングランド代表でエースを務めるケインは、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で6ゴールを挙げて大会得点王に輝き、リーグ戦では過去4シーズン連続で20ゴール超え。そのうち二度のプレミアリーグ得点王(2015-16、16-17)を獲得するなど、世界屈指のストライカーとして成長した。
英メディア「イレブン・スポーツ」の解説者テリー・ギブソン氏は、ケインの年代で同選手を上回るゴールスコアラーはいないと語っている。
「彼ほど多くのゴールを決められる選手がどこにいると言うんだ? 同じくらい良い選手を見つけるのは不可能。ほかのビッグストライカーはみんな30歳以上で、それが私の懸念するところだ」
「デイリー・スター」の報じたところによると、バルセロナは膝の故障に長く苦しみ、来月で32歳を迎えるスアレスの後継者を求めており、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ、アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンも視野に入れているとのこと。しかし、本命は25歳のケインで、来夏での獲得に向けて2億ポンド(約287億円)を用意していると伝えている。
現役時代にトットナムでプレーしたことのあるギブソン氏は、レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチやウェールズ代表FWギャレス・ベイルのように、トットナムからリーガ・エスパニョーラの舞台に移り大活躍する姿を見るのには「うんざりしている」としながらも、「最後はハリー・ケインがどうしたいかだ。世界のビッグクラブが自分を欲しいとなった時、その選手は常に難しい決断を迫られるものだ」と締め括っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)