浦和の“赤い壁”が見せたACL参戦への執念 鹿島を封殺し12大会ぶり天皇杯制覇に王手
終了間際に宇賀神が殊勲のクリア「大きなピンチが必ずあると思っていた」
試合終了間際にはMF宇賀神友弥が、「大きなピンチが必ずあると思っていた」と、ゴールに転がり込もうというセルジーニョのシュートをゴール寸前でかき出すなど、最後まで集中力が途切れなかった。守護神の西川は「今日は本当にみんながタフに戦ってくれた。相手にボールを持たせているという意識でプレーできた」と、無失点に笑顔だった。
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この試合では、FW興梠慎三、FW武藤雄樹、MF青木拓矢の3人が負傷交代を強いられる状況となり、試合のほとんどが浦和陣内で進むという苦しいものだったが、執念の守備を見せた浦和が3大会ぶりに決勝へ進出し、12大会ぶりの優勝、そして来季ACL出場権獲得に王手をかけた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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