最大の増減幅は? 2018年Jリーグ全57チーム「1試合平均観客数・前年比ランキング」

【参考図表】2018年J3リーグ最終順位表【画像:Football ZONE web】
【参考図表】2018年J3リーグ最終順位表【画像:Football ZONE web】

J3とJ2勢トップは? 上位は顕著な結果…観客増を呼び込む強力な“カンフル剤”

■2018年Jリーグ「1試合平均観客動員数・前年比アップダウン」 
20位~1位

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20位:184人 J2 山形 【18年:6,766人←17年:6,582人】
19位:203人 J3 C大阪U-23 【18年:1,112人←17年:909人】
18位:304人 J1 広島 【18年:14,346人←17年:14,042人】
17位:475人 J3 秋田 【18年:2,839人←17年:2,364人】
16位:510人 J2 栃木 【18年:5,657人←17年:5,147人/J3】
15位:532人 J3 鹿児島 【18年:4,040人←17年:3,508人】
14位:638人 J3 琉球 【18年:3,146人←17年:2,508人】
13位:662人 J1 仙台 【18年:15,408人←17年:14,746人】
12位:669人 J2 山口 【18年:6,123人←17年:5,454人】
11位:806人 J1 鳥栖 【18年:15,000人←17年:14,194人】
10位:844人 J2 大分 【18年:8,907人←17年:8,063人】
9位:859人 J2 町田 【18年:4,915人←17年:4,056人】
8位:1,098人 J3 鳥取 【18年:2,657人←17年:1,559人】
7位:1,106人 J1 川崎 【18年:23,218人←17年:22,112人】
6位:1,137人 J2 松本 【18年:13,283人←17年:12,146人】
5位:1,960人 J1 浦和 【18年:35,502人←17年:33,542人】
4位:3,358人 J1 神戸 【18年:21,630人←17年:18,272人】
3位:3,666人 J1 湘南 【18年:12,120人←17年:8,454人/J2 】
2位:5,284人 J1 長崎 【18年:11,225人←17年:5,941人/J2 】
1位:9,295人 J1 名古屋 【18年:24,660人←17年:15,365人/J2 】

 トップ20でまず目を引くのが、304人増で18位のサンフレッチェ広島だ。今季J1前半戦で首位を快走するなど“主役”としてリーグを牽引した一方、後半戦は思うように勝ち点を積み重ねられず、最終的に2位でシーズンをフィニッシュした。また、クラブ史上初のJ2初昇格を果たした鹿児島が532人増で15位につけた一方、J3勢トップは1098人増で8位のガイナーレ鳥取だ。昨季はJ3・17位と低迷したが、今季は3位の好成績が集客アップにつながったと言える。

 J2勢では、シーズン2位で13年以来の昇格を果たした大分トリニータが844人増の10位、クラブ史上最高位の4位でシーズンを終えたFC町田ゼルビアが859人増で9位につけた。またリーグ優勝でJ1昇格を決めた松本山雅FCがJ2勢トップの1137人増で6位に食い込んだ。

 5位の浦和レッズは、今季J1で1試合平均最多観客数3万5502人を誇り、前年比でも1960人増。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの加入効果も見られたヴィッセル神戸は3358人と大幅なプラスに転じた。

 トップ3はいずれもJ2からの昇格組だ。ルヴァンカップを制した湘南ベルマーレが3位、念願のJ1初挑戦となったV・ファーレン長崎が2位、そして1年でのJ1復帰を果たした名古屋グランパスが1位に輝いた。長崎も5284人と急激に増加した一方、名古屋は9295人増と唯一プラスが1万人近くに達している。集客において、“J1昇格効果”は強力なカンフル剤になっていると言えそうだ。

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